2007年9月5日水曜日

10円禿③

体は一直線になって後頭部から倒れていった。
体全体と頭が地面に倒れた。

 その時、グシャジャリと鈍い音と砂利の音が聞こえた。
私は驚きもせず、ただ達成感があった。
左手のグローブの中にはボールが入っていた。


 4歳児の私は地面に横になったまま空を見ていた。
倒れた私の所に遊んでいた子達があつまり私の回りを囲んで
眺め込んでいた。
 『大丈夫』女の子たちが声をかけてきた。
『うん』と答えた。それでも私は青い空を眺めていた。


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